フラ・アンジェリコ

フラ・アンジェリコ

 フラ・アンジェリコは、直訳すれば「天使のような修道士」ですね。
 本名はグイド・ディ・ピエトロというそうです。
 彼の描く天使の絵が素晴らしいので、そのように呼ばれた・・というわけではないようで、若い頃から修道士となり、世俗のことには全く関心を示さず、修道院で写本装飾の絵を描きながら、絵の修行をして、教会のための宗教画を描いていた・・、敬虔で清純な修道士の鑑で、まるで天使のように清らかであったと、ヴァザーリが「美術家列伝」の中で言っています。
 果たして本当にそれほど清らかであったかどうかはわかりませんが、同じく絵を描く修道士であったフィリッポ・リッピが不良僧で、仕事の最中でも勝手に遊び歩き、尼僧を略奪しただとか、妊娠させたとかでスキャンダラスな話題に事欠かなかったので、彼との対比で「清らか」にされたのかもしれません。
 実際に残る、がっちりした男っぽい中年の肖像や、はげ頭の老年の像(トンスラかもしれませんが)、やせさらばえた墓石の彫像などで、イメージはバラバラなのですが、いっそ彼の描いた「天使のような」修道士ではどうでしょう? 
 勿論、一番ポピュラーな受胎告知の天使ガブリエルに、ドミニコ会の修道士の格好をさせてみました。 
2008-06-05
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