人物埴輪(椅子に座る男)

座る男

 昨日に続き、人物埴輪で、椅子にすわる男です。
 群馬県の塚廻り4号墳のひざまづく男は、きわめて近い位置に椅子に座る人物の埴輪が出ています。並んでいたというより、向かい合っていたのではないかとも言われ、だとすれば、この椅子にかける人物に対してひざまずくなら、それは「主」では?と推測されています。
 古墳に葬られた人物本人の姿を、その墓の前庭にあたる前方部の儀式様の場に、はたしておくであろうか?という大きな疑問があります。椅子に座っているから、高貴な人物ではあるのでしょうが、この墓の主そのもではなく、むしろ喪主であるかもしれません。
 しかし、ギリシャの墓などでは、椅子にかけているのは被葬者であったりするので、あるいは、墓の主か?という見解も捨てがたい気もします。
 特徴ある振り分け髪にした、奈良の石見遺跡出土の椅子にかける男から、座する貴人を描いてみました。もしかしたら、冥界の主でしょうか?衣裳は、天寿国繍帳の太子像か?とされる人物にとても似た、褶をつけた服装をしています。
2008-05-16
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