人物埴輪(ひざまづく男)

ひざまずく男

 「ひざまずく男」というパターンの人物埴輪が、ときどき出ています。
 殯宮(もがりのみや)で、誄(しのびごと)をする姿ではないかと言われています。そのスタイルで帽子を被っているものもありますが、また、「振り分け髪の埴輪」とも言われています。
 群馬県太田市の塚廻り4号墳という古墳の人物埴輪を取り上げてみます。この髪型を、よく観察すると、頭上の髪を後頭部まで、同じ長さで切りそろえ、頭の真ん中で左右に別けて垂らしています。横の髪は耳の前で結び、いわゆる「美豆良(みずら)」という形にし、後ろの髪は長く垂らしているというヘアスタイルをです。
 この後ろ髪を垂らすというのは、埴輪にはしばしばあって、冠や帽子を被っている場合、この後ろの髪に紐をかけて固定していたという例もあります。埴輪は、葬送儀礼に関係があると思われますので、頭頂をあらわにしている・・というのは、何か特殊な形なのか、あるいは、被り物が特別なのか・・なかなかと難しい問題ですね。
 色合いなども不明ですが、赤い着色が多いのでこのようにしてみました。死者を悼む口上を述べているか、死者に報告をしているという雰囲気で。 
2008-05-15
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