木嵐の精

こがらし

 行ってきましたよ、河鍋暁斉
 まあ、予想通りというか、平日なのにそこそこ混んでいるのは、やはり宣伝効果でしょうか。本邦初公開というのに弱いのですね。で、あちこちで資料をあさっていたおかげで、おお! これは! というくらい、ビックリするほどの絵柄はなかったのですが(ビックリしたというなら、曽我蕭白は、現物は本当にド迫力でしたが)、意外と大胆にみえるけれども、けっこう繊細な絵を描く人だなというのが正直なところ。
 下絵がたくさん出ていたのはとても興味をひかれましたが、画家本人にとっては、下絵というのは、あまり派手に公開して欲しくないものでしょうね。なにしろ試行錯誤が丸見えだもの。
 きりはぎした集合図とか、人物を別々に描いて後で顔だけ貼り直したとか・・私などが、常日頃、画像ソフトでやっているバランスの崩れた絵の修正と、描き直し、貼り付けなどと、さほど変わらない作業を、この大画家がやっているのかと思うと、ちょっとほほえましい。
 漫画ミュージアムのほうでやっている暁斎漫画という展示も見たかったのだけれど時間の制約があってそちらは断念。まあ、およそ想像のつく図柄だと思うので・・。
 で、今日は暁斎の若い時代の画帳に「木嵐の精」(木嵐は、こがらしと読むのでしょうね。普通は木枯しですが・・)とあったのが、何故かブロンズィーノの「ヴィーナスの寓意画」の背景にいる「快楽」の少女図を思い出してしまったので、私なりに描いてみました。鳥の羽を生やし、身体に木の葉の蓑をまとった少女の姿をしています。 
2008-04-22
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