フェデリコ・モンテフェルトロ

フェデリコだ

 やっぱり出します。親父殿、フェデリコさまです。
 傭兵隊長というより、もう傭兵将軍でしょうね。ルネッサンス最大の職業軍人にして、偉大なる文化人。数ある傭兵稼業の同業者の中でも、地方領主とはいえ、れっきとしたウルビーノ歴代の領主モンテフェルトロ家の出身。
 庶子だったけれども、時はルネッサンス、実力と人望があれば、出自など問題にされない風潮です。異母兄が領主としての器量がない故に、領民や臣下に見捨てられて殺され、彼が迎えられてウルビーノの主となりました。
 28歳の時に槍試合で負傷して、片目で、鼻がそげるという凄まじい容貌になりましたが、軍人としても有能であっただけではなく、学識、教養はぬきんでており、文化や芸術を保護し、領民に慕われた理想的な人物と賞賛されました。
 このような彼の人生の伴侶は二人で、20年連れ添った最初の妻が子供に恵まれずに死んだ後、37歳で13歳のバッティスタ・スフォルツァを花嫁に迎えます。この親子ほど年の違う若い妻は、11年の間に9人の子供を産み、最後にして最初の男子を出産して産褥で死んだのです。
 この息子がグイドバルドで、フェデリコが50歳にして初めて得た世子でした。自身、教養があり、学問をしていた父は、息子にもあらゆる教育を受けさせ、将来を嘱望していたのですが、息子が10歳の時に、父は戦場で死に、将来のわが子の不幸などを知らずにすみました。 
 幼い息子とともに描かれている絵がありますが、いかにも「この子が後継者だぞ!」と主張しすぎているようなので、親子で本を読む・・という雰囲気に変えてみました。「本の中には、面白い世界がいっぱいあるんだよ。おまえも勉強すれば、もっともっとたのしいぞ~」なんて・・ね。
2008-04-15
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