反正天皇

はんぜい

  履中天皇と呼ばれる去来穂別の、ワケあり三兄弟の三番目、瑞歯別(みずはわけ)皇子です。兄の死後に即位しますが、後の時代につけられた漢風諡号は反正天皇(なぜに正しいことに反なのでしょうね?)。
 次兄の住吉仲皇子が、長兄に反乱を起こした時に、長兄に認められる条件として次兄殺しを迫られます。そこで、瑞歯別がとったのが、住吉仲皇子の側仕えの曾婆加理(そばかり)という隼人(日本書紀では刺領布(さしひれ)という名になっています)を騙して仲間に引き入れて殺させる方法。
 曾婆加理は、瑞歯別に篭絡されて寝返り、己の主が最も無防備な厠の中で殺してしまいます。
 瑞歯別皇子は、古事記では、「大臣の位」を約束し、密名を果たした曾婆加理のために、偽の昇進祝いの宴席を設けてそこで謀殺します。日本書紀では、自分の豪華な錦の衣服や袴などを与え「私のために働いてくれたら、必ず厚く報いる」と、富貴を約束したということになっています。
 容姿が整っていて、別名に花の名を持ち、歯が美しかったという伝承のこの人物は、陰険な策謀家でもあるようです。派手な衣装を着て、装身具などもはずして与えたのではないか・・というイメージで。
2008-04-03
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

乱読F

Author:乱読F
歴史上の人物を沢山描きたい・・。
実在・架空2000人描き

アルバム
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カウンター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる