真間手児名

ままのてこな

 真間手児奈(ままのてこな)は、万葉美人です。
 富士山歌人の山部赤人や、かの美女好きで、周准珠名(すえのたまな)を詠んだ高橋虫麿も歌にしています。
 その高橋さんの言に従うと、手児奈は、質素な麻の衣に、髪もきっちりとは梳らず(従って、化粧っ気もない)、素足であったけれども、その美しさは、錦繍に身を包んだ令嬢にも劣らず、満月のように、花の盛りのように輝かしかった。けれど、その美しい人が、今は墓の中に死んで横たわっているのだ・・という死美人を歌うのです。
 伝説によると、たくさんの男たちが彼女を得ようとして争い、そのことを憂えた手児奈は、自ら命を絶ったというのです。
 なにやら芦屋に残る求め塚の伝承の菟原処女(うないおとめ)のようなお話ですが、あまりにモテすぎて、どの男を選んでもモメゴトがおこりそうなので、困って死んでしまった・・なんて、とても今では考えられないのですが、それだけ純情だったのでしょうか?
 この手児奈にも玉依姫的な解釈があり、占い失敗して死ななければならなかった巫女だ・・などというのは、どうでしょうね?
2008-03-28
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