楊志

楊志

 青面獣楊志は、水滸伝108人の中でも、先祖の七光りと苦悩を背負っている人物とされています。
 建国の功臣楊令公の子孫であり、先祖からの悲劇性(ご先祖も壮絶な人生で、捕虜となった時に自ら餓死したとされています)を受け継いでいて、実力はあるのに認められず、不遇の人生・・そういうのに、そそられるのか、顔に青い痣があるというのもよいのか、けっこうファンの多いキャラクターです。
 天罡36星のメンバーは、時代によって序列が入れ替わっており、その経過をたどることによって、成立事情の研究がなされているのですが、水滸伝の原始形である「大宋宣和遺事」では、楊志は4番目になっていて(つまりは、宋江、廬俊義、呉用の3頭領の次なので、実質上第1位の好漢)トップクラス。
 これは、楊家将故事という物語が、当時人気であり、その世界からの登場人物として水滸伝に取り入れられた可能性があるようです。そして同じ物語の中から呼延灼も入ってきたのでしょう。いわば、ウルトラマンシリーズの中に仮面ライダーのキャラが入るというような感じでしょうか?
 だから水滸伝が一人歩きする現行のストーリーが出来た時、彼の順位は下がって、17番目なのですね。まあ、本当にど真ん中ですので、ええ加減な場所ですかね。彼もまた、結果的には梁山泊の幹部達のあくどい策略で、職を失い、叛逆世界に足を踏み入れる気の毒な人ですが・・。
 キャラクターとしては、やっぱり、くら~い兄ちゃん・・という感じですかね。
2008-02-25
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