伊弉諾と伊弉冉

イザナギイザナミ

 伊弉諾(イザナギ)と伊弉冉(イザナミ)は、アダムとイヴのような、あるいは伏羲と女媧のような神様ですが、今まで忘れておりました。
 しかし、日本書紀などによると、最初に出現した神ではなくて、始まりからは七世代目にあたるのですが、この2人によって初めて国や神が産み出された・ということになっています。
 「われの身体には、成り成りて成りあまれるところあり」「われには、成り成りて成り会わざるところあり」「われの成り余れるところを、なれの成りあわざるところに・・・」という、まあすごく直接的な会話から始まった、2人の国産みには、はじらってイチジクの葉でかくす・・なんていうことも思いつかないほどあけっぴろげなわけで、本来、日本の神々はおおらかだった・・というべきでしょうねえ。天沼矛(あめのぬぼこ)でどろどろだった地面をかきまわす・・というのも、十分象徴的な説話ですが。
 ところで、幕末から明治の頃の小林永濯という画家がいますが、その作品集「鮮斉画譜」のなかに、かの2人の神の姿が描かれています。同じ画家では「天瓊を以て滄海を探るの図」という肉筆画のほうが有名ですが、こちらは、普通に想像される日本の古代装束に身を包んだ姿なのですが、画譜のほうでは、西洋の神話画の雰囲気を出そうと思ったのか、なにやらシーツのような布を、ひだひだにまとってギリシャ衣装や、トーガ風にもみえなくもない2神が描かれていて興味をひきました。この根性、ええやんか・・しかも、女神が主導権を握っていて「ねえ、あの辺をかきまぜてみて」と指示しているような姿が気に入った。
 ということで、「西洋神話風」?の画譜の二神で描いてみました。 
 最近、ちょっと興味を持っている小林永濯については、またあらためて、無駄話日記にぼつぼつとりあげます。
2008-01-12
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